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不良解析(フェイラーアナリシス)エンジニア

Failure Analysis Engineer

完成品の中で明らかな不良品だと判断されたものについて、解析を行って原因を特定する。電気的解析にて不良の状態と位置を特定し、物理的解析にて不良原因を可視化して、担当部署へフィードバックを行い、改善へとつなげる。

不良解析(フェイラーアナリシス)エンジニア T.O

不良解析(フェイラーアナリシス)エンジニア

大学院で学んだ電気回路の知識を活かそうと、半導体の世界に飛び込んだ。不良の原因を探るのは、探っては試すことの繰り返しで、修理好きな人におすすめだという。現在は不良を見つけるのが仕事だが、将来的にはそれを解決する仕事で力を試すことも目標。統計学にも興味があり、データサイエンティストにも興味を持つ。

T.O 2020年入社

職務内容

どこにどんな不良があるのか
位置や様子を明らかにしていく

不良品と判断され、調査を要するウェーハを扱います。テスターを用いて不良の状態と位置を特定する電気的解析と、電子顕微鏡を用いて不良箇所を調査する物理的解析で、不良原因を特定していきます。特に、不良原因の発生の工程が分かるように調査する必要があるので、責任が大きいです。この不良解析の結果からプロセスインテグレーションや、イールドマネジメントの部署で不良発生原因の推定や、対策が講じられ、コスト削減や品質向上に貢献しています。

魅力を教えて!

完成品の不良を減らしていくために
経験を重ねスキルを高めたい

ウェーハは途中工程でもたくさんのテストを行い、その都度対策が導入されながら製造が進みます。それでも不良が出てしまったときが、私たちの出番。見つけた箇所や画像は、途中工程と同じように対策を導入するための検討材料となります。解析の進め方は担当者に任されて、電圧をかけるためのプログラム作成なども行います。製品ごとにメモリーの構造や必要な知識が異なり、新製品は未知の不良も多数。そのため常に学びが必要で、最適なルートで解析していく判断力や決断力も問われます。慣れない頃は考えすぎ、無駄な作業を重ねたこともありましたが、「以前の不良と似ているな」と気づけたり、うまく解析できたりしたときは、力がついたと実感できる瞬間です。